数々の物流事業で培った経験から農業を支援。独自の人材・管理・物流・情報をキーワードに農産物の栽培から物流まですべてをサポートいたします。
栽培から食卓までの輸送を合理化し、コスト負担を軽減。一時保管・生産品管理にも対応します。
エア・ウォーターグループの人材ネットワークを活用し、収穫繁忙期などでの農作業、農業機械オペレーションなど様々なニーズに対応します。
生産情報・作業進捗管理をサポート。栽培データ・作業データはトレーサビリティに対応。生産品の付加価値を高めます。
圃場や作業進捗の情報蓄積により作業計画・分析・売上管理などの合理化を可能にします。
当社は農業コントラクター(農業支援)事業を推進するために、2013年よりエア・ウォーターの農業戦略部から露地栽培の業務を受託しています。2014年からエア・ウォーター農園が水耕栽培しているハウスの隣でトマトの露地栽培をしています。
千歳市釜加にある農場は一箇所で9haと日本一の規模を誇り、一面緑の中に赤や緑のトマトがはるか500m先まで広がっています。
トマトの間にはいたるところに雑草が生えて日陰を作って生育を悪くするため、また収穫作業時にトマトが見えなくなってしまうため定期的な雑草取りが必要です。
ドローンの自動操縦により撮影された映像を夕方に関係者が分析し、雑草の状況、トマトの生育状況を把握。次の日の行動計画を立てます。
収穫したトマトを生育した順に、また出荷先ごとに管理するのも大変な作業となりますが、データ管理システムを用いてバケットごとのデータを取得し、スマートフォンやタブレットからの確認を可能にしています。このようなクラウドによるデータ管理は改良を加え続けています。
現在委託先の農場が全道で道央を中心に16ヶ所(2019年1月時点)あり、2018年の収穫量は1,000トンとなっています。収穫作業は当初人力で行われていましたが、今後トマト収穫専用の機械を導入します。
トマトはへたを取られた状態で当社や委託先のトラックで青森、長野、和歌山にある関連会社ゴールドパックの工場に運ばれ、ジュースに姿を変えます。
エア・ウォーターグループはトマトだけでなく北海道の農産物の生産をさらに拡大して、日本の農業の将来に関わっていきます。