お客様の店舗や物流センターへ商品を配送する仕事です。ドライバーはお客様やさらにその先の消費者とも接する機会の多い会社の顔。高い運転技術や着実な仕事ぶりとともにコミュニケーション能力も求められます。将来は職種変更の試験を受けて、管理職や経営幹部の道がひらける営業職や事務職に転向することも可能です。
出社後、車両の点検、荷物の確認を行い、点呼を受ける。アルコールチェックも欠かさずに実施します。
配送先に向け出発。行き先は札幌市内から道内、本州方面と様々です。
到着後、配送先の現場で荷下し作業。荷物の下敷きにならないよう細心の注意を払います。
荷下し終了後、営業所に連絡。次の集荷先・配送先などの指示を受け、現場に向かいます。
集荷先到着後、荷物を確認。荷崩れしないように効率よく積み配送。配送後は、再度営業所に連絡して指示を受けます。
翌日に配送する荷物を積んで帰社。荷物の確認、車の点検を行い点呼。ここでも再度アルコールチェックを受けます。
私はドライバー職として一般貨物輸送を担当し、主に鉄筋・鉄骨といった建設資材や機械・機器類を建設現場などへ運んでいます。エリアは札幌市内近郊から全道域、さらに月に1度程度、フェリーを使って東北や関東、関西圏に運ぶこともあります。私が主に取り扱う建設資材には、歪だったり変形していたり、複雑な形をしたものがたくさんあります。それをどう効率よく、荷崩れしないように積むか。現場で荷物を見て、積む順番や積み方をその場で即座に決めなければいけません。わからないものについては、ベテラン社員に電話で聞いたり、現場の方と相談したりしながら対応するようにしています。一度積んだものを、うまくいかなかったからまた積み直すというのは、周りに迷惑がかかるのでできません。そうした判断力や、積み方の引き出しを持つことが必要です。
荷物を安全に届けるのは、仕事としてもう当たり前になっているので、特に嬉しいという感じはありませんが、無事に届けられると、やはりほっとします。もともと車の運転が好きでこの仕事に就いたので、大きな車両を運転しながら道内各地や本州などいろいろな地域や場所に行けるのは楽しいですね。もちろんのんびり観光する時間は取れませんが、その土地土地で美しい景観を見たり、美味しいものを食べたりすることが一番の楽しみになっています。
私は中途採用で入社したのですが、当社は安全面に厳しい会社だと思います。制限速度の順守や、荷物の積み下ろし時の安全確保、休息休憩時間の徹底など、無理をさせずに事故や怪我のないようしっかりと配慮してくれていて、ドライバーにとって働きやすい環境と言えると思います。
私自身、入社してから自分の体調や運転、積み下ろし時の安全をより強く意識するようになりました。従業員同士も上下の隔たりなく仲が良く、和気あいあいとした雰囲気なので、ぜひ若い方に入ってきてもらいたいですね。